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農家の6次産業化

  • 執筆者の写真: つ組 農事組合法人
    つ組 農事組合法人
  • 2024年8月30日
  • 読了時間: 2分

農家になると避けて通れない問題が規格外品の扱いです。トマトのヒビ割れやキュウリの曲がりなど、出荷規格が定められている店では販売できません。少量なら自家消費などで済ませますが、収量が増えてくるほど規格外品も増えてくるので、お金に換えないともったいないです。そこで6次産業化をやってみたい!となるわけです。(6次産業化=1次産業・2次産業・3次産業それぞれの産業を融合して新しい産業を形成する取り組み。例えば加工品販売や農家レストランなど。)


このたび、6次産業化の取り組みとして、トマトジュースを造りました。


6次産業化のメリットは、規格外品が無駄にならないこと、農園をブランド化できること、地域活性化に繋がることなどが挙げられますが、ここでは地域活性化について述べてみます。6次産業化に挑戦するとなると、自分はもちろんですが、なにより周囲が面白がり、支援や応援をしてくれるようになります。今回においては、加工業者を紹介していただく、ラベルをデザインしていただく、お店が取り扱っていただく、タウンニュースやJA広報が記事にしていただくなど、

幅広い支援を得て商品化に結び付けることができました。そして完成した商品を喜んでいただきました。


今回感じたことは、6次産業化は自身の経営改善に留まるだけでなく、地域活性化に結び付くものだということです。皆が地域活性化を望んでおり、新たな挑戦はそのエネルギーになるのだと実感しました。皆が新しいことに挑戦して、それが地域活性に繋がればと思います。


このジュースは、JA直売所の「あぐりんずつくい」、「Aコープ城山店」で購入できます。さらに「あぐりんずつくい」では、このジュースを使ったトマトソフトを期間限定で販売しています。しっかりトマトの味がするもので、ビックリするほど美味しかったです!こちらもよろしくお願いします。

 
 
 

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